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PSBの機能と特徴

スプリングの張力を利用することにより腕の重さを限りなくゼロに近づけ、わずかな力でも自身の腕を動かすことのできる装具です。また、補助力(腕を支える力)は内蔵スプリングの張力を調整することにより、使用者の症状に応じて自由に増減することが出来ます。

PSB本体PSB-300*/PSB-30 l */PSB-302*は補装具の給付対象製品です。

給付対象
商品
手動調整式PSB
PSB-300R(右用)
PSB-300L(左用)
¥211,700-(税別)

PSBの標準タイプです。使いやすい設計で調整も簡単です。補助力(腕を支える力)はポールの上部のツマミを回すことで自由に調整することが可能です。ベーシック機ながら充分な機能、給付金の交付対象製品です。

手動調整式PSB(評価用ゲージ付)
PSB-300GR(右用)
PSB-300GL(左用)
¥228,000-(税別)

評価用ゲージにより目的動作等における補助力(負荷)を数値データとして認識できます。訓練の効果の確認や、訓練の方針を立てる際に、客観的な判断の材料として役立てることが出来ます。病院や施設等で広く使われています。

電動調整式PSB
PSB-310R(右用)
PSB-310L(左用)
¥256,000-(税別)

補助力の調整を電動化しました。体調の変化や作業の変更時など、使用者自らで補助力の調整が可能なので自立の向上につながります。また、介助者も座ったままでの調整が可能です。スイッチは使用者に合わせたものが使用可能です。

取付用ブラケット

給付対象
商品
テーブル用ブラケット
PSB-301(右左兼用)給付
¥52,100-(税別)

PSBをテーブルに取り付ける場合に使います。また、病院などで一つの本体を複数の使用者で使用する場合、ブラケットを各所に取り付けておけば利便性が向上します。

取付可能な天板の厚み:15~70mm
※断面方向に大きなアールがついていたり、縁取りの段差があるテーブルには取り付けることが出来ない場合があります。

給付対象
商品
車椅子用ブラケット
PSB-302R(右用)給付
PSB-302L(左用)給付
¥94,800-(税別)

PSBを車椅子に取り付ける場合に使用します。車椅子の背パイプに取り付けます。標準型車の椅子以外にもリクライニング型、チルト型にも取り付け可能です。

取付可能なパイプ直径:19~25mm
※車椅子の背もたれに何も部品がついていない直線60mmのスペースが必要です。

ベッド用ブラケット
PSB-301A(右左兼用)
¥62,100-(税別)

PSBをベッドで使用する場合に使います。オーバーベッドテーブルの支柱部分に取り付けます。使用者の肩の後ろにPSBを取り付けることが出来ますので、腕の可動域を広く取ることが可能です。

※本製品は単品では使用できせん。車椅子用ブラケット(PSB-302RまたはL)とセットでご使用ください。

PSB-304 スタンドタイプ(仮称)※近日発売予定

手動調整式PSB
●スタンドタイプ利用で使用の幅が広がります。

PSB-304(スタンドタイプ)はPSB本体を自立させて使用する場合にご利用いただけます。座るスペースや車いすの形状が特殊で、PSB本体を取付できなかった場所でも、PSB-304によって使用の幅が広がります。また、起立した状態でPSBを使う訓練やリハビリテーションにもご利用ください。

対象と用途

主な対象疾患

高位脊髄損傷
筋ジストロフィー
腕神経叢麻痺
多発性筋炎
筋萎縮性側索硬化症
ギラン・バレー症候群

主な用途

動作範囲の維持拡大
筋力増強
整容・食事
職業的活動
レクリエーション
コミュニケーション

お客様の声

50代 女性〈頸椎の疾患〉

頸椎手術の後、食事・パソコン動作が低下してメンタル的に打ちのめされていた私に、作業療法士がPSBを紹介してくれました。
最初はどうしたらよいかわからず右往左往しましたが、いざ使ってみると腕が動き、上り、開きと可動域が広くなりました。食事は介助者がいなくても自分で口に運べるるようになりました。
字を書くのは公文書のサイズより大きくても震えてしまい、自分で解読するのも一苦労です。それでも、PSBに出会う前に絶望していた日々に光が差し込み、食べ物を口に運び、文字を書けるようになってきたことはとても嬉しいことです。

50代 男性〈頸椎損傷〉

頸椎損傷C4です。左手で食事とキーボード入力は出来ますが、右手は肩回りは多少動く程度で、上腕・前腕・手先は完全麻痺。在宅時は電動車いすにPSBをマヒした右手に使用しております。
麻痺側になぜ?と思われるでしょうが、麻痺側のわずかに動く肩を回すことで動かない腕を上下左右に振ることが出来るようになりました。
その運動効果で麻痺側腕部の血行不良予防と拘縮予防になり、上半身の体幹バランス調整にも役立っています。

60代 男性〈ALS〉

食事の時に使用を続けて3年になります。進行性の疾患で、使い始めたころと比べて身体機能はずいぶんと落ちていますが、それでも1日3食を自分の手で食べられるのはPSBのおかげです。生活に欠かせない相棒(ご飯のお供?)といったところでしょうか。出かけた時は、車椅子の背にブラケットを付けて使用しています。
外食時にPSBのセットを始めると、(もちろん事前に断って使用しますが)時には店の方や周りのお客さんたちの奇異の目を誘ったりして、そのリアクションを楽しんだりもしています。

定期検査やレスパイトでの入院・入所の時にも手放せません。看護や介護のスタッフの皆さんも随分扱いに慣れてきたようです。さて、私の相棒・PSBはどこまで仕事を続けてくれるでしょうか、何時までもお世話になろうと頼りにしています。

60代 男性〈頸椎の疾患〉

4年前に上肢ALSと診断され、徐々に右上肢が挙げづらくなり、食事の際に不便になりました。半年後通院中のリハビリテーション病院に相談したところ、PSBを紹介されました。PSBのおかげで食べ物を口に運びやすくなり、途中で断念することが無くなりました。
疾患が進行していますが、今後もPSBを使用して食事を楽しみたいと思います。

無償デモ機
ご利用いただけます。

弊社ではPSBのデモ機の貸し出しを無償で行っています。ご購入の前にPSBの使いやすさを実際にこ自身で、1週間無償で体験いただけます。

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